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2023年、R-1は点数表示ミスで「やらせ出来レース」疑惑が浮上
3月9日、フジテレビにてピン芸人日本一決定戦「R-1グランプリ2024」が放送されたところ、
2023年に続き、点数表示で誤った点数が出てしまうというシステムエラーを起こしたとのことでお詫び。
2023年の時も同じように点数を誤って表示するミスを犯してしまい、この時は「やらせ」や「出来レース疑惑」などが浮上してネットで大炎上した。
この2023年の時の点数表示ミスによって生じた「出来レース疑惑」については、ネットで大炎上したこともあってお笑い芸人などが必死にR-1を擁護。
有吉は「やらせなんてやる意味がない」と擁護し、元芸人の宮迫博之は過去に司会を経験した立場から「ただの偶然です」とやらせ疑惑を否定。
そして審査員としてR-1に参加していた芸人の陣内智則は、
「R-1グランプリの審査にヤラセ疑惑!?あんな身を削りながら審査したのに!?そんなわけねーじゃん でも話題になるのはええことやね」
と発言し、やらせはないけど話題になることは良いことだとした。
今年も点数表示ミス!しかし炎上すらしなかった。。。
陣内智則はこの出来レース疑惑のあった2023年に引き続き、今年のR-1グランプリでも審査員として出演。
番組の冒頭にて2023年のやらせ出来レース疑惑をネタにし、
「去年は、なんか『やらせ審査』言われて」「なんかたまたまCM前の得点と…やらせ審査やみたいな」「今回もね、バレないようにやらせていただきます」
と言い、司会の霜降り明星が「違う違う!ないで!やらせ!」とツッコミを入れるなど、フジテレビの放送にふさわしい内輪ウケネタをかました模様。
そして今年も去年に懲りることなく、システムエラーによる点数表示のミスが発生。
R-1側はこの件について番組ホームページにてお詫び文を掲載。
システムエラーによる誤った点数表示があったとして
「順位には影響ございませんが、不体裁がございましたことをお詫び申し上げます」
と、やんわりと「出来レース」を否定するような形でのお詫び文を掲載した。
今年もこの点数の表示ミスそのものは話題にはなっているものの、去年と違って「炎上」というレベルに達することはなかった。
R-1グランプリ2024は過去最低視聴率を更新へ
それもそのはずで、今年の「R-1グランプリ2024」の視聴率は関東地区の世帯視聴率で5.2%、個人視聴率も3.4%を記録。
去年のR-1グランプリが関東地区の世帯視聴率が5.8%、個人視聴率も3.8%で過去最低の扱いだったことから、
今年のR-1グランプリはこの過去最低の記録を更新した形になる。
陣内は2023年「やらせはないけど話題になることは良いこと」としたのはまさにその通りで、もはややらせという形ですら誰も話題にしなくなってしまった模様。
R-1を制したのは「街裏ぴんく」は「芸人の中では」有名人らしい
なお今年のR-1を制したのは「街裏ぴんく」という芸人。
今年のR-1グランプリに参加した芸人の人数は5457人と過去最多の人数で、さらに優勝賞金は500万円。
この5457人の頂点に立ったこの街裏ピンクさんという芸人について、ネット記事によると、
「テレビ出演は少ないが、多くの芸人からリスペクトを集める芸人」「芸人やお笑い関係者の間では『優勝は当然』という雰囲気」など、
芸人の中では実力者として有名な人である模様。
優勝が決まった街裏ぴんくさんは「R-1に夢はあるんですよー!」と絶叫したとのこと。
フジテレビと芸人は盛り上がるも、視聴者は冷めてしまう。
こんな感じで5457人の芸人たちを含め、お笑い芸人界とテレビ業界はお祭り騒ぎだったが、
先ほども述べた通り、視聴率は過去最低を記録。
さらにそれだけでなくR-1を見た視聴者たちですら、冷めた反応が目立っている状況。
このR-1グランプリを扱ったヤフーニュースのネット記事で一番コメント欄が盛り上がっているのは、おそらくオリコンニュースのネット記事だが、
そんな記事へのコメントでもかなり冷めた反応が多く見受けられる。
実際にR-1を見た視聴者たちの反応を整理すると、
「街裏ピンクはうるさいだけでネタが全然頭に残らなかった」
「決勝に進んだ3人の中では街裏ピンクは1番面白くなかった」
「審査員がみんな街裏ピンクに高得点を出していたのは意外だった」
「満場一致というわけにいかないにしても、おおよそ妥当な人が選ばれているのが賞レースだと思うけど、今年は他にもっと面白い人がいたような気がする」
「優勝した芸人はいかにも芸人が好きそうなネタ、審査員受けしそうなネタということなのかも」
という感じで、視聴者側の気持ちとしては「街裏ピンクよりも面白い芸人はいたはず」と感じる人が多かった模様。
ただし審査員たちや芸人たちからは好かれている芸風をしているため、「街裏ピンクは審査員に気に入られたので優勝できたのではないか」という感じのようだ。
視聴者がどんどん離れる芸人とテレビの世界たち
さきほども紹介した通りで、街裏ピンクは「芸人の中では」人気が高い芸人という話もある。
このことから分かるのは、テレビ視聴者である一般人と、芸人たちの世界で面白いと感じるものにだんだんと明確な差が出きつつあり、
さらにテレビ業界というよりフジテレビ側も、そうした視聴者である「一般人」に対して配慮した賞レース番組を作ることができていないということが言える。
事実、先ほども述べた通り、今年のR-1グランプリの視聴率は関東地区で5.2%と過去最低を記録。
つまりR-1グランプリは、視聴者置いてけぼりでフジテレビとお笑い芸人たちだけで盛り上がる番組となってしまったということ、・・・っぽい!