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話題のあらまし
日テレは現在、4月に放送予定だった小学館の漫画原作のドラマ「たーたん」が制作中止となり窮地に陥っているが、
そんななか、たーたんで起用する予定だったキャストをそのままスライドさせてオリジナルのドラマを作ろうとしたところ、主演として抜擢したムロツヨシさんが自主降板した模様。
オリジナルドラマのノウハウもほとんどなく、さらに期間が限られる中、主演として起用した俳優が降板したという事で、大ピンチに陥っている模様。
日テレ「たーたん」ドラマ制作中止も「キャスティングやスタッフをそのままに制作」
あらましを説明すると、日テレは2月に「セクシー田中さん」を巡って大炎上。
そんななか4月に小学館とタッグを組んだ漫画原作ドラマ「たーたん」の制作を進めようとしたものの、2月22日には文春オンラインのすっぱ抜き記事によって制作中止が報じられてしまった。
この制作中止が伝えられた段階で、日テレは既にキャスティングを固め、また台本や美術打ち合わせも進みクランクイン直前だった模様。
週刊女性PRIMEが掲載した2月27日のネット記事には、この件についての日本テレビ関係者のコメントが紹介されている。
それによると、
「たーたんでキャスティングされていた出演者に、引き続き新ドラマのほうに出てもらうことで決まっている」
「スタッフやプロデューサーなど、制作チームにも変更はない」
「中止になった作品のキャスティングを、別作品に”鞍替え”という異例の対応だが、プロデューサーチームによる説明の結果、納得して頂けたということ」
というふうに話している。
しかしここにきて、「たーたんの鞍替え」という形でキャスティングされた主演のムロツヨシさんが自主降板をすることになったという。
主演のムロツヨシさん、日テレドラマを自主降板
文春オンラインが掲載した3月12日のネット記事にて紹介されている制作スタッフの声によれば、ムロツヨシさんが新ドラマから自主降板。
その理由については現場にも伝えられていないのだという。
これについてあくまでも憶測だが、この記事が掲載されたヤフーニュースのコメント欄では、
「日テレは今回の”たーたん”で用意していたドラマ脚本を多少手直ししたものでやろうとしたせいで、主演から敬遠されたのではないか」という憶測の声がある。
という事だそうだ。
日テレはオリジナルドラマを作るノウハウがない?
これはあくまでも憶測の話だが、しかし時間が限られていて、なおかつ突貫工事でオリジナルのドラマを作ろうとしたのであれば、
そもそもそのドラマの内容そのものがお粗末だったため、俳優側が降板した可能性もある。
というのも以前パウラちゃんねるでも取り上げたが、日刊ゲンダイDIGITALの記事によると、
今の日テレは視聴率を最優先した結果、漫画や小説などの原作に頼りきりとなり、「オリジナルのドラマを作るノウハウがない」という話もある。
日テレは「視聴率だけを常に意識してきた」ことから、数字を取るために漫画など既存の原作を映像化することばかりしてきたとのこと。
ゼロから物語を作るよりも、漫画など既にあるものを映像化した方が数字が見込めるという理由で、日テレはオリジナルのドラマを作る努力はしていなかった様子。
漫画原作に頼ることもできず、しかもあてにしていた「たーたん」が放送2カ月前に制作中止となり、さらにはキャストも降板するという事態に陥っている。
日テレのドラマ制作は大ピンチを迎えている模様だ。