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パウラのまとめ記事
フジテレビが「逃走中」の映画化を発表するも、ネット記事たちからさっそく先日の「逃走中」公道無許可撮影強行事件と「一般の方々と我々は違うんです」をほじくり返されてしまった模様だ。
フジテレビは人気バラエティ番組「逃走中」を映画化し、7月19日より「逃走中 THE MOVIE」として公開することを発表。
フジテレビの「逃走中」は2004年から放送がスタートし、今年で20周年を迎えたとのこと。
しかしフジテレビ「逃走中」と言えば、先日パウラちゃんねるでも取り上げた通り、公道無許可撮影強行事件を起こした挙句、「一般の方々と我々は違うんです、静かにしてください」と、王様意識全開の名言を炸裂させたことで話題になった。
その事件を起こしたのはフジテレビ「逃走中」を制作する制作会社のスタッフたち。
撮影クルーたちは近隣住民の迷惑も考えず、住宅街のマンションの入口を塞ぐ、敷地を勝手に使う、公道で歩行者の通行を妨害するなどの迷惑行為をしていた模様。
具体的には、近隣住民が住まうマンションの出入り口にカメラの機材やキャビネット、折り畳み椅子などを置いて住民の出入りを妨害。
スタッフは20人から30人もいて、マンションに面した道路で「逃走中」の「ハンター」とみられる人や演者が走り、「きゃーー」という叫び声が響くなどしていたとのこと。
この迷惑行為に住民側が、フジテレビサイドに道路使用許可証の確認を求めたところ、フジテレビサイドは許可された場所と異なる場所を占有しており、公道を無断使用していたことが発覚。
しかし近隣住民がフジテレビサイドにそのことを指摘すると、フジテレビサイドはそれを無視して公道無許可撮影を強行。
その上でフジテレビサイドは近隣住民に対して――
「みんなの道路だから撮影してもいいんです」
「一般の方々と我々は違うんです」
「静かにしてください」
――と、令和の王様であるフジテレビらしい名言が炸裂したと報道された。
この事件があってからまだ3週間程度しか経過していない状況。
当然こんなネタをネット記事が放っておくはずがなかった。
日刊サイゾーは「逃走中の映画化」の件を取り上げて「一般の方々と我々は違うんです」発言をほじくり返したネット記事を掲載。
「この騒動が起きてから間もないのに、今回の「お祭り」的な映画化の発表となったため、眉をひそめる人が続出」などと批判的な記事を掲載し、
SNSの声として、
「ついこないだ大炎上したのによく映画化なんてできたもんだよ」
「発表のタイミング悪すぎでしょ」
「迷惑ロケのことを知ったら素直に映画化を喜べない」
などのコメントを掲載。
「映画化は20周年を記念したとっておきのメモリアル企画だったはずだが、悪評からの「逃走」は容易でなく、逆風にさらされながらの公開になる恐れがありそうだ」という言葉で記事を締めくくった。
また他にも女性自身も「一般の方々と我々は違うんです」発言をほじくり返したネット記事を掲載。
「『逃走中』映画化発表も「今度はどんな迷惑かける?」と批判 “上から目線”トラブルでイメージ最悪に」という、タイトルからしてボロクソな記事を掲載した。
そしてテレビ局関係者のコメントとして――、
「迷惑行為にくわえスタッフの上から目線な発言によって、イメージは最悪に。いまだにブーイングが後を絶ちません」
というコメントを掲載した。
さらに女性自身はこの逃走中の映画化そのものにも疑問の声を投げかけた。
そもそも逃走中は鬼ごっこゲーム。
視聴者が予測不可能な結末を楽しみにして、ドキドキハラハラしながら観る番組。
しかしこれは映画でストーリーありき。
公式側も「演じる」という言葉を使っていることから、予定調和であることは明らか。
女性自身で紹介されているテレビ局関係者はその点についても懸念を示した形。
女性自身は「映画化の大成功で、悪評から逃げ切ることはできるだろうか?」というコメントで締めくくっている。