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加藤浩次がMCのスッキリを終わらせ、新たに吉本の出世頭の一人である山里亮太をMCにした日テレの「DayDay.」が、スタートから丸々一年経過。
しかし「スッキリ」を終わらせ、さらに日テレは当時山里亮太の半生を描いたドラマまで作って山里をゴリ押ししたにもかかわらず視聴率は低迷。
放送スタートから一年超が経過した今、日テレの局員が山里に対して不満をこぼしているというネット記事が掲載された。
しかしネット民からは「問題があるのは山里さんではなく日テレだ」と指摘する声も相次いでいる。
まず知らない人のために説明すると、「DayDay.」は吉本芸人の山里亮太と、元NHKのフリーアナウンサーの武田真一をダブルMCにした朝の情報番組。
「おしゃべり感覚で見られる爽快・情報エンタメトークショー」がキャッチコピーとのこと。
2023年4月、「ペンギン池飛び込み炎上事件」で立つ鳥跡を濁しまくった加藤浩次MC「スッキリ」の後番組としてスタートした。
さらに山里亮太を朝番組の顔としてMCに抜擢した当時の日テレは、山里亮太の半生を描いたテレビドラマ「だが、情熱はある」を放送。
このドラマは山里の半生を描いたドラマで、しかも山里亮太役としてジャニーズタレントを起用するという、大胆なキャスティングに及んでしまった。
どうして日テレがそこまでしたのかは謎に包まれているものの、
当時パウラちゃんねるでも扱った時に参照したデイリー新潮のネット記事によると、
「日テレ編成部が山里をモデルにした連続ドラマで少しでも『DayDay.』の宣伝につなげたいと考えた」という話はある。
また日テレは若者層の視聴率である「コア視聴率」を特に重視していることも踏まえると、
日テレはジャニタレを山里亮太役にしたドラマを作ってでも、山里亮太を「さわやかな朝の顔」として売り出し、なおかつ若者層の視聴率に繋げたいという気持ちがあったと思われる。
しかし日テレのこの考えは、2023年4月にスタートしてから早々にずっこけた。
「DayDay.」は一番最初の放送こそ視聴率が取れたものの、またたくまに視聴率はダダ下がり。
なんと第3週を迎える頃には個人視聴率で1%台、盛った数字の世帯視聴率ですら3%台だった。
しかもどうやらその状態は今もなおほとんど変わっていない模様。
3月21日にデイリー新潮が掲載したネット記事によると、
加藤浩次MCの前番組「スッキリ」で当時取れていたコア視聴率が2.76%あったのに対して、
現在放送中の「DayDay.」は、なんとそれよりも1%も低下した1.74%程度しかないという。
つまり日テレは、スッキリを終わらせたことによって約3割強もの若者層を失ってしまったという形になる。
しかも番組の編成やキャスティングなど全ての権限がある日テレ側の人間が、なんと山里亮太に対して恨み節を口にしているというネット記事が掲載された。
それが5月5日に掲載された現代ビジネスのネット記事で、この記事は主に日テレ局員に取材した内容が中心の記事となっている。
この記事によれば、日テレは「DayDay」スタートから丸一年が経過したことを機に、上層部が番組の総括を行う会議を行ったとのこと。
そしてDayDay.のデータを見た日テレ幹部たちは、その数字に強い不満を抱いている模様が伝えられている。
そしてその不満の中心として、日テレから批判の的にされたのが「山里亮太」。
日テレは「視聴率が伸び悩んでいる理由は山里亮太にある」などと考えているとのこと。
現代ビジネスの取材に応じた日テレ局員のコメントを紹介すると――、
局長会議で『DayDay.』のデータを見た日テレ幹部は、天井を見上げたり、ため息を漏らしたりと、それぞれが自分なりのジェスチャーで不満を表現していました。
なかには、『加藤の降板は必要だったのか』と呟く人もいたそうです。
視聴者からは、『そもそも朝に見たくない』という声が驚くほど届いている。
苦肉の策として、山里と共にMCを務める元NHK・武田真一アナのしゃべるパートを激増させています。
山里には年間約1億5000万円という高額ギャラを支払っている。
それだけに、数字が上向かないと早ければ10月、遅くとも来年3月には山ちゃんだけ降板という話が出ています。
「そもそも朝から見たくない…」『DayDay.』低迷の原因、と批判されている「MCの名前」と「破格のギャラ」
――とのこと。
しかしネットからは「山里の問題ではなく、山里を起用した日テレの責任」という声が相次いでいる。
実際にヤフーニュースのコメントなどを紹介すると――
山ちゃんを起用した制作者が責任を取らないとダメだと思うよ。
これじゃ何の為に武田さんをNHKから引き抜いて新番組を始めたのかが曖昧になっている様な気がする。
視聴率低迷の理由を山ちゃんにスケープゴートしている暇があったら、放送開始する時間の見直しやZIPとの関係性をもう少し考えた方が先なのでは。
という風に、山里さんに責任をなすりつけようとする日テレの局員たちに対して厳しい指摘の声が上がった。