今回の話題
7月3日、フジテレビが情報番組「イット」にて、大谷翔平選手のプライバシー侵害報道を行ったことをとうとう謝罪。
しかし相変わらずアナウンサーを使って謝罪をさせ、さらには「大谷選手の家に押し掛けるプライバシー侵害行為はやめましょう」という主旨の注意を視聴者に対して呼びかけたことで、
「アナウンサーじゃなくて責任者が出てきて謝罪すべき」「お前が言うな」というふうにネットで話題に。
まず一連の流れを見ていくと、発端となったのは今年の五月にフジテレビと日テレが情報番組にておこなった「大谷翔平選手の新居空撮報道事件」。
日テレとフジテレビは、大谷選手がロスにて購入したという新居を大々的に空撮するという行為に及んだ。
実際にその番組を見た視聴者によれば、その空撮映像は間取りが一目瞭然で、見ている側が「大丈夫なのか」と心配になるレベル。
さらには撮影クルーが近所を徘徊し、無関係な近隣住民に突撃インタビューをするなどやりたい放題だとネット記事は報じている。
これに大谷翔平選手が大激怒したとされ、フジテレビと日テレを「出禁処分にした」と報じられた。
そして7月3日、この新居報道についてフジテレビはテレビの前で謝罪。
情報番組「イット」にて、フジテレビのアナウンサー3人が神妙な表情で――
「当番組では、大谷選手の新居について取材、報道しましたが」
「大谷選手とそのご家族、代理人をはじめとする関係者の皆さんにご迷惑をおかけし、おわび申し上げます」
とコメントして深々と頭を下げたという。
そして話題になっているコメントがこの後のもので――、
「新居には多くの観光客や地元の方が訪れる状況が発生しております」
「大谷選手の自宅をはじめ、プライベートな空間を訪れることはお控えいただき」
「大谷選手に会いたい時は、球場に足を運んでくださるよう、お願い申し上げます」
などと、「大谷選手のプライバシーを侵害する行為はやめましょう」という主旨の発言をした。
このフジテレビのアナウンサー謝罪番組がネットで話題に。
そもそも番組のアナウンサーに謝らせるのではなく、取締役や企画を推進した管理責任者たちが出てきて謝罪会見を開くべきという感じで、
いつまでもアナウンサーに誤らせるテレビ局の謝罪スタンスにも批判が集まり、
そもそも「大谷選手のプライバシーを侵害する行為はやめろ」というのは、なんなら視聴者がフジテレビに対して思ったこと。
「原因作った側が注意すんのか」「視聴者じゃなくて自分のところの記者に言え」という感じでお前たちが言うな状態に。
「家族の安全を脅かすほどの報道をした局が、プライベートな空間を訪れるのは控えるようにと注意喚起するのは、開き直りの度が過ぎるのでは…」と呆れるコメントが目立った。
パウラの感想
フジテレビ様、さすがフジテレビ様はパウラが認めた素直な王様です!
この短い話題を見るだけでも「視聴率のネタは絶対に取り逃がしたくない!でも非は認めたくない」という気持ちがビシバシ伝わる、そんな素晴らしい謝罪だと思いました!
あえて「大谷選手に迷惑をかけた」という内容にすることで、視聴者に向けた謝罪に見せかけて、テレビ局総出で大谷選手一人だけに向けた謝罪にするの、
さすがフジテレビ様は視聴率をとるためなら何でもするんだなと改めて感心したぜ!
もしもこれが迷惑をかけたのが視聴率の足しにならない一般人相手だったら、絶対にこんな謝罪しないもんな!
だって一般人に対しては公道無許可撮影を強行して近隣住民に迷惑をかけた挙句に、
抗議の声を上げた住民に向かって「一般の方々と我々は違うんです、静かにしてください」とか王様発言して黙らせてそれでおしまいにしたもんな!
そもそも論として今回の問題は「視聴率のためなら平気で人様のプライバシーを侵害しまくるテレビ局の炎上バカッターレベルの報道スタンス」が問題視されているのに、
それについて一切触れないどころか、反対にプライバシー侵害を指摘する視聴者の方に対して「大谷選手のプライバシーを侵害するのはやめましょう」とか言っちゃえるの、
さすが自分たちの事は棚に上げて物が言える王様らしさが出ていて最高です。
そりゃそうだよな!
ここで不用意に「大谷選手だろうと一般人だろうとこれからはプライバシーの侵害にならないよう報道の在り方そのものを見直します」だなんて、できもしないことを言っちゃったりしたら、
これから一般人を相手に炎上バカッター報道ができなくなっちゃって自分で自分の首を絞める羽目になるもんな!
お前たちの魂胆が丸出しな謝罪内容が面白過ぎて、
フジテレビ様の事が大好きなパウラ、心がポップUPして頭がイップス、胸がぽかぽかしてお腹がまんぷく昼太郎だぜ!
それでは最後はいつも通り、パウラのハッピー謎液スマイルで締めくくりますね。