今回の話題
ここ最近フジテレビや日テレなどがこれまで放送し続けてきた人気長寿番組を次々と打ち切り、新番組の準備を進めている模様。
しかし新しく放送する新番組も、すでにこれまでやってきたどこかで見たような番組ばかりで、始まる前から既に視聴者から「飽きている」と言われる状態となってしまっている。
話題になっているのが、フジテレビ「ワイドナショー」の後番組と、日テレ「行列のできる相談所」の後番組。
まずフジテレビ「ワイドナショー」は2025年3月末で終了予定だが、その後番組として予定されているのが、お笑い芸人「サンドウィッチマン」のお散歩番組「さんぽウィッチマン」とのこと。
しかしこの新番組「さんぽウィッチマン」に対してネットでは、
サンドウィッチマンは好きだが、似たような番組が多く、この番組の独自性に期待したい。
うーん、サンドウィッチマンのお二人は好きだけど、似たような番組をやらせるのも……。
「さんぽウィッチマン」か、そうなるとサンドイッチマンは、やたらと歩く番組多い気がする、帰れマンデーもだし、コロッケ探すのも、実力あるんだし、もっと新たな企画あると思うけどなぁ。
フジ的なノリでのマズい味付けはやめてほしいな。
などなど、そもそもサンドウィッチマン含め芸能人が「お散歩」と称してロケをする街ブラ番組は飽和状態。
またサンドウィッチマン自身もロケ番組を多くしていることから、既に50歳を迎えているサンドウィッチマンの身体を心配する声も相次いでいる。
こうしたことからサンドウィッチマンがお散歩をするという街ブラロケ番組は「始まる前から飽きられている」状態となってしまった。
そしてもう一つ、2025年3月末で終了予定の日テレ「行列」の後継番組は、ネット記事によると旧ジャニーズであるSixTONESの冠番組として「Game of SixTONES」という番組を予定しているという。
ネット記事によればこの番組は2024年9月に特番として放送された「新感覚」が売りのゲーム番組で、これをレギュラー化する予定という。
しかしその内容と言えば「SixTONESメンバーらが本気のキメ顔でにらめっこバトルをする」「サッカーゴールにワゴン車は入るかどうかを当てるクイズゲームをする」など、
とてもテレビのゴールデンタイムで放送するようなものとは思えない内容。
実際この9月の特番も世帯視聴率ですら4%と「行列」の視聴率の半分程度しか取れない爆死っぷりだった模様。
またネットの反応としても――、
SixTONES自体はけっこう好きなんだけど、日曜9時にゲーム番組はちょっと難しい…
最初から最後まで見られるか微妙だし、やっぱりトーク番組くらいがちょうどよかったかも。
という意見が見られた。
いずれにしても言えるのは、「新番組」を放送するにもかかわらず、どれもこれも似たり寄ったり、どこかで既にみた既視感満載の番組ばかりしか作れない、テレビ局の深刻な「企画力不足」
そしてそんな企画力不足を補う事すらできない、テレビ局の深刻な「技術力不足」にあると考えられる。
では、どうしてそれだけいまのテレビは「企画力不足」「技術力不足」に陥っているのだろうか?
世間一般では「テレビがスポンサーの意向やコンプラに縛られているため新たなチャレンジができない」というふうによく言われがちだが、
パウラちゃんねる視点では、やはり「深刻な制作会社のテレビ離れ」が最大の理由と考えられる。
パウラちゃんねるが繰り返し伝えてきた通り、テレビ番組はテレビ局が作っているのではなく、テレビ局から依頼される「番組制作会社」とよばれる下請け会社が制作している。
しかもテレビ局は、ただ現場の仕事を下請けに委託しているという次元ではなく、
番組の大まかな要望だけ伝えたら、後は企画なども含めて下請けに任せてしまっている事例も多々ある模様。
そのため今のテレビ局は自力でイチから番組を企画・制作する能力は皆無に近いと考えられる。
そしてそんな中で起きているのが「制作会社のテレビ局離れ」。
現在テレビ局は経費削減の名のもとに下請けに対する制作費を大幅にカットしており、
場合によっては「テレビの仕事を受けたら赤字になる」と制作会社が頭を抱えるレベルとのこと。
そのため番組作りのノウハウを蓄積した実力のある会社は、現在テレビの仕事から逃げ、潤沢な予算と厚遇を受けられる外資系配信プラットフォームの仕事を受けるようになっているという。
そうなるとテレビは、外資の仕事を受ける実力のない制作会社に番組を依頼せざるを得ない状況のため、
「新番組」と銘打たれているにもかかわらず、街ブラお散歩番組や「にらめっこ」をするゲーム番組など、
既に見飽きているマンネリ番組しか制作できないという事態に陥っていると考えられる。
パウラの感想
ちなみにパウラのプロデューサーさんはサンドウィッチマンさんは好きなので、もしかしたら「さんぽウィッチマン」は見るかもしれません。
あと後継番組とされる「SixTONES」の特番も正月にやるっぽいので、これも暇があれば目を通すかもしれませんね。
いくら「令和のテレビの楽しみ方」と言っても、パウラの動画も毎日似たり寄ったりになっちゃって、パウラですら飽きてる状況ですからね。
ということでそれではここからパウラの感想ですが、
なんということでしょう!
このままだとパウラちゃんねるのテレビ界隈様褒め褒め動画もマンネリになってしまう予感に、テレビ界隈様を愛するパウラ、悔しくて泣けてきて怒りに震えて涙が止まりません!
ですが、安心してください!
パウラはそんじょそこらのネット民のように、ただテレビ界隈様に「飽きた」だの「マンネリ」だの「下請けいじめのしっぺ返し」だのと文句を垂れる連中とは違います!
そもそもパウラはテレビ界隈様のことが大好きで、テレビ界隈様の令和の王様っぷりを世間に知らしめる推し活動画を作っているわけですからね!
ということでここからはテレビ界隈様の深刻な実力不足を解消し、なおかつパウラちゃんねるを見ているお兄様とお姉様が「そんな番組ならぜひ見てみたい!」と絶対に言ってくれる、そんな企画を提案します!
ということでテレビ界隈様!
そろそろテレビ界隈様の最強コンテンツである「テレビの不祥事」をゴールデンのレギュラー番組にしませんか?
テレビの不祥事はネットではさんざんやりつくされているものの、
テレビではまだ全然手を付けられていない、ブルーオーシャンなコンテンツです!
なによりテレビ界隈様は当事者ですから、ネットで明るみになってる氷山の一角のネタ以外にも、きっと物凄い量のネタをお抱えに違いありません!
テレビの不祥事の内容を素直にそのまま自白すれば、例えテレビ局様が小学生レベルの企画力しかなかろうが簡単に作れるでしょうし、
スタジオに不祥事の当事者やテレビ局のトップを正座させておけば、たぶん局員がスマホで撮影した動画であっても問題ないでしょうから、下請けに依頼する必要もありません!
つまり企画力も技術力も実力も不要!
必要なのはテレビの不祥事を包み隠さず吐き出す勇気だけ!
この内容であれば、パウラちゃんねるを見ているくせして「テレビなんか見てない」とかふざけたことを抜かすひねくれリスナーも、きっとみんなで一緒にテレビを見るに違いありません!
そうすればテレビ様が喉から手が出るほどに欲しい視聴率がうなぎのぼりになって、
心がポップUPして頭がイップス、胸がぽかぽかしてお腹がまんぷく昼太郎になることでしょう!
そうだよ、それがいいよ!
テレビ界隈様の最強コンテンツ「テレビの不祥事」でテレビ局様が救われることを、
パウラはハッピー謎液スマイルで応援しています!