フジテレビ関係者「会見で問題をはぐらかしたおかげで無事に沈静化!フジテレビの作戦勝ち」とか言っちゃってるけどただ単にフジテレビそのものが世間から消滅しかけているだけにしか見えない件!
今回はパウラの考察回です。
ということでまずは3月15日に掲載された日刊ゲンダイDIGITALのネット記事、
中居正広氏&フジテレビへの抗議が激減…「はぐらかし会見」と“ガス抜き”の効果がジワリ
この記事ではとあるフジテレビ関係者さんが、フジテレビに対する視聴者の怒りが徐々に沈静化しつつあることを語り、
「フジテレビ社長らの10時間会見で、問題をはぐらかし続けたフジテレビの作戦勝ち」とかそんなことを語っておられますね。
ということで、この日刊ゲンダイの取材に応じたフジテレビ関係者が何を言っているのかを紹介すると――、
昨年暮れに中居氏の女性トラブルとフジテレビ幹部社員の関与疑惑が報じられた直後は、怒気をはらんだ視聴者の声が山のように届きました。
しかし、今月に入って“フジテレビの企業風土”への苦情はガクンと減り、中居氏に関するものはほぼゼロ。
代わりに、4日放送の『ぽかぽか』がガダルカナル・タカの結婚披露宴での裸の映像を流したことなど、むしろ中居氏問題以外の苦情が目立ちます。
1月27日のフジテレビの記者会見で、出席した同社幹部の口から『中居氏が何をしたのか』という核心部分については最後まで語られることはありませんでした。
10時間半にわたるロング会見でボロボロになりながらも、はぐらかし続けたフジテレビ側の作戦勝ちと言えるでしょう。
トラブルのイメージを彷彿とさせる生々しい証言や映像がないのも、人々の記憶が薄れつつあることの理由の一つだと思いますよ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/aec305396624106e0fb7436c46009ac5be3e55d4
・・・という風に、3月に入ってからいわゆるフジテレビ問題に対する怒りの声が急減し、
フジテレビ渾身の生バラエティ番組である「ぽかぽか」に対するクレームの方が目立つレベルで
フジテレビ関係者は1月27日の伝説的なフジテレビの記者会見を「会見で問題をはぐらかしたフジテレビの作戦勝ち」とか語ったとのことです。
このフジテレビ関係者さんのコメントを読んで、パウラは疑問に思いました。
そもそもこのフジテレビ問題の苦情と引き合いに出されるのがお昼の生バラエティ番組「ぽかぽか」というのは、いったいどういう事なのでしょうか?
フジテレビを2023年から本格ウォッチし続けたパウラはよく知っていますが、
このフジテレビ渾身のお昼の生バラエティ番組「ぽかぽか」といえば、お昼のテレビ番組では聞いたことがない、個人視聴率0%台を叩き出すという前人未到の低視聴率番組として話題になるレベル。
ここ最近の視聴率は不明ですが、まあ別に特に変わってはいないと思います。
そんなぽかぽかに対しての苦情の方がフジテレビ問題よりも目立つのだとしたら、
フジテレビに対してわざわざクレームを入れる人たちが少数派というだけで、
フジテレビ関係者が言うような「フジテレビの作戦勝ちで世間の怒りは沈静化した」なんて話じゃなくて、
シンプルに「問題と一緒にフジテレビそのものが世間から忘れ去られているだけなんじゃないの?」
・・・という考察が働くわけですね!
なによりもフジテレビ関係者さんは「問題をはぐらかし続けた結果問題が沈静化した」「フジテレビの作戦勝ち」とか言ってますけど、
これは沈静化したわけではなく、問題をなあなあにした結果、さらに世間からの信用を失ってフジテレビもろとも世間から本気で忘れ去られてしまっただけだと思います。
なによりもこのフジテレビ関係者さんは、フジテレビがこれまで過去に問題をはぐらかしまくったせいで、大量の火種がネット上に残っていることをいまだに理解していないのでしょうか?
実際、今回「フジテレビ問題」が大爆発を起こした時、ネット上では「フジテレビが過去に起こしてスルーを決め込んだご立派行為の数々」というものが思い切り掘り起こされる事態になってました。
例えばちょうど去年の今頃に勃発した「逃走中公道無断使用強行騒動」。
こちらは去年の今頃の2024年3月のことですが、
今回のフジテレビ問題につられる形で、この事件の時の記憶も掘り起こされてネットで大騒ぎに。
クレームを入れる近隣住民に対してフジテレビ撮影クルーが言い放ったとされる「一般の方々と我々は違うんです」という名言も改めてほじくり返されましたね。
さらにさかのぼって2022年6月にやらかした「底辺の仕事ランキングで現場突撃取材事件」が改めて再注目されて、
という風に、フジテレビが「底辺職の皆さんどんな気持ち?」と聞いた件が、
今回のフジテレビ問題をきっかけに改めて掘り起こされ、ネットで大爆発を起こしたわけですね。
さらに言うなら、フジテレビ元アナウンサーである長谷川豊さんがフジテレビの不適切接待文化について暴露しまくるという事態にもなったわけです。
つまり今回のフジテレビ問題についても、別にフジテレビがなあなあにした結果沈静化したのではなく、
フジテレビが問題をなあなあにした結果、いつかまた大炎上を起こす火薬として地中の中に埋まってしまい、
今は単純に世間の関心がフジテレビから離れているから放置されてしまっているだけのお話で、
もしまたフジテレビが何か問題を起こせば、今回の「フジテレビ不適切接待疑惑」の問題も、改めて不発弾みたく大爆発する状況になってしまっているだけというわけですね。
以上、パウラの考察でした。
誰ですか!「そもそも関心持たれるほど視聴率取れてないじゃん」とか言いやがったやつは!
ということで最後はいつも通り、パウラのハッピー謎益スマイルで締めくくりましょう!