ベテランフジテレビ社員さんの本音!社内のコンプラを正す事よりも不祥事をもみ消せなくなって世間から袋叩きにされることと自分の給与を心配しているのがとても味わい深い件!
ということでテレビ界隈様と言えば、別の一般企業が何か問題を起こした時には、
それがただの平社員が起こした不祥事だったり、ちょっとした失言なんかの揚げ足を取りまくって、
「どうして会社は未然に防げなかったんだ」だの「会社は信頼回復につとめるような対策を」だの「業界全体の信頼を損なった」だのと、
地上波というメディアの力をふるってさんざん袋叩きにしまくったわけですが、
いざ自分たちが世の中からコンプラを問いただされる立場になった瞬間に、それまでしたことを忘れて自分たちが袋叩きにされることにビビりまくり、
そして自分の懐の心配をされるご立派っぷりを発揮しておられるわけですね。
で、今まさにコンプラ問題でその在り方を問われているフジテレビのベテラン社員が心配しているのは、不祥事だらけのフジテレビがコンプラ順守の企業に生まれ変わることではなく、
もみ消せなくなった不祥事が暴露される心配と、やっぱり自分の懐を心配している模様が紹介されましたね。
それではパウラちゃんねるがまとめた話題を見ていきましょう!
今回の話題
昨年12月に炸裂した文春砲を発端とする一連の「フジテレビ問題」に関して、第三者委員会の報告が行われる見通しが立ちそうだとデイリー新潮が報じている。
そんななかデイリー新潮は、フジテレビに勤めるベテラン社員に対して取材を行い、フジテレビ局内で働く社員の状況や自身の気持ちなどを告白。
内容的には一言で言えば、第三者委員の報告によってフジテレビの隠れた不祥事が発覚し、自分たちの給料に影響がでることを気にしているというものだった。
まず一連の「フジテレビ問題」について、パウラちゃんねるにて改めて整理して紹介すると、
発端となったのは12月に炸裂した文春砲によって、元タレントの中居メンバーがフジの女子社員とトラブルを起こし、その件にはフジテレビの編成幹部A氏の関与があったとされ、
このフジテレビ編成幹部A氏が、フジテレビ女子社員を中居メンバーに「上納」したとされる、不適切接待の疑惑が浮上。
当時のフジテレビはこうした文春砲の内容を完全否定するような声明文などをネット上などで公開したものの、
フジテレビの元アナウンサーである長谷川豊氏が実名でネット記事の取材やユーチューブ番組に出演するなどして、
「フジテレビには女子アナを接待要員として使う文化がある」や「自身もタレントらから接待の一環として『上納された』経験がある」旨を告白。
さらにこうした大炎上状態に陥った結果、フジテレビが過去に起こした不祥事などが改めて掘り起こされるなども発生。
フジテレビの社員やスタッフなどが起こした問題の数々がやり玉に挙がり、
ネット記事、ユーチューブ、旧ツイッターこと現Xなどで大拡散され、フジテレビはかつて見たことがない大炎上状態に。
ダメ押しでフジテレビの筆頭株主であるアメリカの投資ファンド「ダルトン・インベストメンツ」が、フジテレビに対し書簡を送り、
フジテレビに対して「コーポレートガバナンスに重大な欠陥がある」などと激怒していることが大きな話題に。
そしてトドメとなったのが1月17日に開催された、ネット記事などが言うところのフジテレビ「締め出し会見」と呼ばれる会見。
その会見は、ごく一握りの記者を除くほとんどのメディアの参加を拒否、カメラや放送も無し、質問に対して「答えられない」旨の回答を連発する閉鎖的なもの。
さらにはそれだけ質問を拒否しまくっているにもかかわらず、当時フジテレビの社長だった港社長は、
中居正広とフジ女子社員との間でトラブルが発生していたことを知っていたにもかかわらず、それをコンプラ部門に報告もせず放置した旨を告白。
世間からしてみたら「フジテレビは被害者の女性社員を退職に追いやったのに、加害者の中居正広は報酬を払いながら番組に起用し続けた」と受け止められたわけで、
この1月17日の「締め出し会見」によってネットは大炎上。米ファンドのダルトンも「真相隠蔽だ」と激怒した。
そしてこの会見がトドメとなり、翌日にはトヨタや日本生命を皮切りに、フジテレビのスポンサーだった企業がほぼ一斉に撤退をする判断を世間に向けて発表。
フジテレビはかつてない大ピンチに陥った。
これら一連の出来事がいわゆる「フジテレビ問題」と呼ばれるもの。
そしてフジテレビはいま第三者委員会による調査が行われている段階で、それは3月末までには結果が公表される予定。
第三者委員会の結果発表を目前に控えたことでフジテレビの社員が「中居問題とは別の飲み会でのやらかしが表沙汰になる可能性がある」と戦々恐々としている模様だ。
それを伝えているのが3月24日に掲載されたデイリー新潮のネット記事で、これはフジテレビのベテラン社員にデイリー新潮が取材した内容が中心となっている。
週内にもフジテレビ第三者委が報告書を公表へ 日枝氏は辞任必至? 注目は新たに暴かれると社内でウワサの「バラエティ班のヤバすぎる恵比寿飲み会」
デイリー新潮の取材に応じたフジテレビのベテラン社員は――、
テレビカメラを締め出して静止画のみが報道された“ボラギノール会見”と深夜までフリー記者の怒号が鳴り響いた10時間超の“やり直し会見”。
2度の会見で猛批判を浴びてから2カ月経ちましたが、また世間の袋叩きが再開されるとみんな身構えています。
https://www.dailyshincho.jp/article/2025/03241050/
というふうに、「自分たちがまた世間から袋叩きにされる」と本音を語る。
どうしてここまでビビっているのかというと、この第三者委員会は総勢23人の弁護士による徹底調査だった模様で、
フジテレビにはまだ世間には知られていない「いくつかのヤバい案件」があり、第三者委員会の弁護士たちは、その「ヤバい案件」に関係したフジ社員を次々呼び出して調査をしていたという。
そしてその「ヤバい案件」の中でも最もヤバいと社内で噂されているのが、バラエティ班によって行われていたとされる「恵比寿飲み会」というもの。
あるプロデューサーが自分の後輩数人を引き連れて、恵比寿で夜な夜などんちゃん騒ぎを繰り広げていたようなのです。
グラビアタレント、女性インフルエンサー、素人の女子大学生などが参加し、大学サークルのようなノリのいかがわしい飲み会だったと言われています。
ますます視聴者をドン引きさせかねず、今年の10月改編までにスポンサーが戻らなくなる事態も起きかねない。
https://www.dailyshincho.jp/article/2025/03241050/
とのことで、フジ上層部だけでなく社員たちもドン引きレベルのヤバい事をしてきた自覚はあるのに、それを反省するのではなく世間にバレて袋叩きにされることを恐れている様子を見せた。
そして最後に――、
会社は潤沢な内部留保があるから大丈夫と言い続けていますが、社員は不安でいっぱいです。
いくら金や時間をかけて番組を作っても、CMが入らず収益が得られないならば、何のために汗をかいているんだという気持ちになります。
みんなモチベーションの維持に苦しんでいます。
https://www.dailyshincho.jp/article/2025/03241050/
ということで、最終的には自分たちの懐事情が気になってしまい、仕事に身が入らないフジテレビ社員たちの様子を伝えたかたちだ。
パウラの感想
以上、「あっ、これフジテレビは絶対に変われないし変わる気もないんだな」ということが分かるお話のご紹介でした。
それではこのお話に対するパウラの感想ですが、
いやー、安心しましたよ、フジテレビのベテラン社員くん!
さすがに今回のフジテレビ問題があって、フジテレビも一般の方々が勤める企業のように、不祥事を公表してコンプライアンス遵守の企業に生まれ変わるんじゃないかと心配したけれど、
やっぱりフジテレビは上から下まで「一般の方々と我々は違うんです」なあの天下のフジテレビだと分かるフジベテラン社員の言葉を聞くことができて良かったぜ!
フジテレビ元アナウンサーの長谷川さんの話とか、他にもこれまでお前たちフジテレビが起こしてきた数々の武勇伝を眺めてきたパウラは知ってはいたけどさ、
やっぱりフジテレビは上層部から平の社員にいたるまで、みんながみんなオッサンのキャバクラノリを周囲に振りまいている天下のフジテレビなんだなと感じることができる味わい深い話だと思ったよ!
「並み」の精神しか持っていない一般人だったら、さすがに自分たちのやったことを反省して、
「これまでやってきた不祥事を反省して、これからは全社員たちが心を入れ替えてコンプライアンスを遵守するテレビ局に生まれ変わろう」
って、そんな風に改心しちゃうと思うけど、
仲間であるフジの女子社員すら被害を受けて居場所を失ったいまになっても、第三者委員会が入ったせいで不祥事をもみ消せなくなったことを気にしちゃっているあたり、
これからもフジテレビはフジテレビのままなんだなと安心できるお言葉だと思ったぜ!
令和のテレビの楽しみ方はテレビ番組じゃなくてテレビ局のもがく姿を楽しむものがモットーのパウラからしてみたら、
お前たちテレビ界隈の最高に魅力的なコンテンツであるテレビの不祥事がなくなったら、そんなフジテレビは楽しくないもんな!
さすが「俺たちが楽しくなければテレビじゃない」なフジテレビ!
番組はそもそもほとんど見向きもされないなか、あやうく不祥事という名の最強コンテンツまで消滅したら、何一つ見るものが無くなってしまうところだったから、ほっとしました!
真面目な会社に生まれ変わることをモチベーションにはできず、ただただひたすら自分たちの懐具合だけ心配し続けるメンタリティを目の当たりにできて、
フジテレビをウォッチし続けたパウラ、心がポップUPして頭がイップス、胸がぽかぽかしてお腹がまんぷく昼太郎になりました!
令和のテレビの楽しみ方を実践するパウラがウォッチし甲斐のあるテレビとして、フジテレビが頑張ってくれることを、
パウラはハッピー謎益スマイルで応援しています!