パウラはこれが見たかった!?フジテレビが「文春の重大な誤報」を報じ、とうとうフジテレビVS文春のご立派マスコミ同士の限界バトルが勃発しそうでとっても胸熱な件!
ということで「令和のテレビの楽しみ方はテレビ番組ではなくテレビのもがく姿を見て楽しむもの」がモットーのパウラにとって、
とっても味わい深い展開がやってきそうですね!
それではパウラちゃんねるがまとめた話題を見ていきましょう!
今回の話題
12月26日に文春砲が炸裂したことがきっかけで、その一か月後には社長まで辞任する結果となったフジテレビ。
しかしここにきて急展開が起きた。
それが、この文春砲の第一報の内容に誤りがあったことが判明したこと。
これをきっかけに、フジテレビが文春に対して逆襲を開始し、フジテレビVS文春の戦いになるかどうかが注目されている。
1月29日、フジテレビは情報番組「めざましテレビ」にて、週刊文春の「フジテレビに対する誤報」について取り上げた。
その誤報とは、文春が12月26日の週刊文春とその前日の電子版にて取り上げた「中居正広の女性トラブル」についてフジテレビの社員の関与の有無にかかわる情報で、
文春はこの中居正広女性トラブルについて、当初は「X子さんはフジ編成幹部A氏に誘われた」というふうにフジテレビの社員が直接被害女性を会食に誘った旨を報じていたが、
これが誤りで「X子さんは中居に誘われた」「A氏がセッティングしている会の”延長”と認識していた」と訂正を行った。
文春は1月8日の段階でしれっと修正をしていた模様で「第2弾となる1月8日号以降は今回訂正した取材内容を踏まえた記事を出している」などとし、
またこの情報の誤りについてもこれまでの取材で知りえた経緯などから、「フジテレビ編成幹部A氏が件のトラブルに関与した事実は変わらないと考えています」と文春オンラインにて説明。
しかしこの誤報そのものと、さらにこの訂正内容を率先して周知しようとしなかった事で、ネットからは批判が殺到する事態になり文春は炎上状態になった。
そしてこの文春の誤報騒動については、防戦一方状態だったフジテレビもテレビ番組にて取り上げた。
1月29日の「めざましテレビ」にて、フジテレビはこの誤報について「重要な部分を訂正」とテロップを出し、
「主導的に報じてきた週刊文春が一連の報道を続ける中で重要な部分を訂正しました」と伝え、
週刊文春の12月26日の記事と1月8日以降の記事にて訂正した箇所などを詳しく報じたとのこと。
また桜美林大学の西山守准教授のコメントとして、
これは問題だと思います。
文春がこれだけ大きな問題になっている事案に対して、フジテレビに対して誤報をやりました。
こんなに大きな問題になっているのに、しれっと差し替えていいんですか。私はそれを問いたいです。
という、フジテレビの気持ちを代弁するかのようなコメントを紹介したとのこと。
ただし文春砲に誤りがあったとはいえ、世間的にはこれによってフジテレビのイメージが回復したわけではない模様。
世間的には、例え文春の情報に誤りがあったとしても、
「自社の女性社員がトラブルに巻き込まれたにもかかわらず、その問題をコンプライアンス室に共有せず、事実上問題を放置して中居正広を起用し続けたことに変わりはないのではないか」
という認識を持たれてしまっているため。
事実、スポンサーたちは1月27日のフジテレビやり直し会見を経た後も、フジテレビに対する評価は特に変わっていない様子で、
新たにCMの差し替えを発表する企業が現れたり、2月のCMの見送りの発表がされるなどしている。
このことから、例え文春の情報に誤りがあっても、フジテレビが企業のあり方について問われる立場であることに変わりはない状況。
それはともかくとしてフジテレビが文春砲によって大打撃を受けたこともまた事実といえる。
フジテレビは文春砲炸裂後「当該社員は会の設定を含め一切関与していない」と主張し、中居正広も「当事者以外の者の関与といった事実はございません」と声明を発表していた。
世間的には、文春砲以降のフジテレビの対応がお粗末すぎたために自滅したようにしか見えないものの、
こうした経緯を踏まえると、フジテレビの上層部はもちろん社員たちも文春に対して怒りをいだいている可能性は高い。
このことから、フジテレビがどれだけ文春に対して反撃し追及することができるのか、
あるいは文春がフジテレビに対して、さらに文春砲を炸裂させて押し切ることができるのか、
このフジテレビVS文春の戦いが注目されている。
フジテレビへの提案
以上、「勝手に戦え!」で有名なエイリアンVSアバターよりは見ごたえのあるフジテレビVS文春の話題のご紹介でした。
それではここからはパウラからフジテレビに対して、
今後の番組作りという側面から提案をさせてください。
フジテレビ、ここからどうやって文春に対して情報番組で戦いを挑めるかが、大打撃を食らったフジテレビが復活できるかどうかの勝負の分かれ目だとパウラは思うよ!
あくまでパウラの私見ですが、これまで「情報番組」とか言いながら週刊誌のネタに便乗してコメンテーターがあーだこーだ言ってるだけの番組ばっかり作って、
ジャーナリストとして怠け続けていたテレビ界隈が週刊誌と情報戦で戦うのはかなり厳しいでしょう。
これまでフジテレビを含めてテレビ界隈と言えば、週刊誌に対して愚痴ったり悪口を言ってるくせして、
その一方で情報・ワイドショー番組のネタといえば、週刊誌が報じた不倫だの企業の不祥事だのに便乗しては、
独自に何かを取材するわけでもなく、世間に対して言いたい放題言ってばかりのコメンテーター頼りだったわけですからね。
つまりこれから週刊誌と闘うためには、週刊誌を出し抜いてテレビが独自のスクープをキャッチすることはもろちんの事、
文春をはじめとした週刊誌の隠れたスキャンダルやら悪事やらをフジテレビがつかみ、それをセンセーショナルに報じることで、
フジテレビVS週刊誌の図式を作って、視聴者を楽しませられるかにかかっているわけです!
テレビが週刊誌と大乱闘する分には、世間に対して迷惑をかけることもないので視聴者からヘイトを買う事もないでしょうし、
視聴者はテレビと週刊誌の限界マスコミバトルを眺めて楽しむ事ができるので、誰も損はしないわけですね。
なによりもフジテレビ、今回の記者会見の視聴率を見て分かっただろ?
お前たちが視聴者が見たいものを作ることができたら、まだまだ地上波だって注目されるんだよ!
そしていまテレビに対して視聴者たちが求めているのは、フジが作るドラマの皮を被ったタレントプロモーションビデオでもなければ、
「俺たちテレビマンとそのお友達」だけが楽しいバラエティ番組でもなく、
お前たちマスコミが、自分たちの存亡をかけてガチンコの殴り合いをする、
そんなマスコミたちのリアルドッグファイトが見たいんだよ!
それこそが令和のテレビの楽しみ方なんだよ!
そのためにはお前たちも情報番組とか抜かして週刊誌のネタをつまみ食いしてコメンテーターに批評させてる場合じゃなく、
お前たちも足を使って週刊誌の悪事をつかんでそれをテレビで暴露するくらいの意気込みを見せなきゃいけないんだよ!
そうだよ、それがいいよ!
フジテレビが文春と存亡をかけた殴り合いをテレビとネットで繰り広げてくれることを、
パウラはハッピー謎益スマイルで応援しているぜ!