特報!日テレのドラマが完全に崩壊状態へ!まるまる1年にわたってキー局で一人負け状態で週刊誌からも「駄作」呼ばわりされるレベルで酷評されてる件!
ということで俺たちのフジテレビが世間からいまだかつてない大注目を受ける中、
その陰に隠れて、気づいたらドラマが完全にオワコンになってしまったのが、あの日テレですね。
今回は前半で最近の話題を紹介し、後半でパウラちゃんねるが1年にわたって追いかけ続けた日テレドラマ崩壊の顛末を解説します!
それではパウラちゃんねるがまとめた話題から見ていきましょう!
日テレのドラマが一人負け!?
2025年というとすっかりフジテレビの「一人負け」状態が注目されているものの、ドラマの視聴率という面で見るとそれをさらに下回るのが、日テレの作るテレビドラマで、
週刊誌からは「日テレのドラマは駄作ばかり」と酷評される事態にまでなっている。
3月に入り、冬ドラマが続々とクライマックスに向かう中、視聴率・ネットでの話題性いずれも高いのはTBSの日曜劇場「御上先生」など。
また視聴率は悪いものの、ヤフーニュースやまとめサイトなどでそれなりに話題にされるのがフジテレビの月9ドラマ「119エマージェンシーコール」や香取が主演の「日本一の最低男」など。
こうした中で今期で特に大コケしてしまっているのが、日テレのドラマと言われている。
日テレが2025年1月期から放送している主なドラマはバカリズムが脚本を務める「ホットスポット」、漫画原作の「相続探偵」、そして日テレオリジナル作品のドラマ「アンサンブル」。
これらのいずれもが世帯視聴率で4%から良くても5%程度しか取れていないのが現実で、これはフジテレビの月9ドラマ「119エマージェンシーコール」を下回り、香取主演の「日本一の最低男」と同水準。
中でも特に酷評と低視聴率が目立つのが、日テレのオリジナル作品である「アンサンブル」というドラマ。
この「アンサンブル」は、土曜日10時の時間帯にて放送している日テレの完全オリジナルストーリードラマ。
「さまざまな恋愛トラブル絡みの裁判に挑むことで、自分たちの恋に生かしていく」というリーガルラブストーリーを題材にしたドラマとのこと。
このドラマは初回の視聴率こそ世帯で7.6%を取るなどしていたものの、その後視聴率は急落し、第8話の世帯視聴率は4.2%まで大幅に減少。
日テレが最重視しているとされる、いわゆるコアターゲット層に絞ったコア視聴率に至っては、ほとんど明らかにされず、ネット上では第5話のコア視聴率が1.3%だったことが記事などで紹介されているのみ。
フジテレビの「日本一の最低男」も視聴率的には似たような感じではあるものの、こちらはネット記事などでは「視聴率はイマイチだけど内容は面白い」という主旨の記事や反応はある程度見られる。
一方で日テレの「アンサンブル」については、視聴率で壊滅しているうえに、内容に対する評判もかなり酷評が目立つ。
たとえば2月22日のピンズバNEWSのネット記事によれば、俳優目当てのファンが視聴しているものの、脚本の内容に対して総スカンであることを紹介。
俳優目当てで見ていた人たちの感想として
こりゃひどい脚本。
このポンコツドラマを完走出来ない気がしてきた。
売れ線のキャスト揃えりゃいいってもんじゃないよ
キャスト目当てで観てたけどまじでもうギブアップ爆 リーガル×恋愛どっちもうっすーいストーリーすぎる、、、
セリフと脚本が全然耐えられなくてむり……
https://pinzuba.news/articles/-/9895
などなど「キャスト目当てだったけど脚本が酷くて視聴を諦めた」という声などを紹介。
また週刊実話WEBは3月7日に「日本テレビ“冬ドラマ”で一人負け」と題した記事を掲載。
日テレの冬ドラマに対して
「フタを開けてみれば“がっかり”ドラマ」
「なぜ日本テレビのドラマは“駄作”ばかりなのか」
「深夜ドラマも含め方向性を見失っている」
「春ドラマが発表され始めているが、日テレの一人負けは続きそう」
https://weekly-jitsuwa.jp/archives/20682/2
などなど、日テレのドラマを酷評した。
日テレドラマ崩壊の顛末について解説
以上、パウラちゃんねるがまとめた話題のご紹介でした。
それではここからはパウラの解説パートをお届けしたいと思いますが、
日テレは、いまご紹介した冬ドラマ「アンサンブル」を最後に、新設したドラマ枠をたった1年で終了させることにした模様です。
順を追って説明しますと日テレは2024年4月から「土曜改革」と称して土曜日の夜の時間帯における番組の改編を行いました。
日テレは土曜日夜20時から22時の時間帯を「音楽、ドラ、ドラ、土曜夜」を合言葉に、新たな音楽番組のスタートと、そしてテレビドラマを2連続で放送する枠に改編したのですが、
どうしてそんなことをしたのかというと、このころから日テレは「番組の評価を13歳から49歳のコア視聴率のみとする」など、コア視聴率を最重要視する番組作りをしていたとされているからですね。
その結果日テレは人気長寿番組などを打ち切りにしたりして、コア視聴率を取るために若者が食いつきやすいドラマ枠を二連続で設けたとのこと。
で、具体的なコア視聴率の目標が発表されているわけではないですが、
日テレが土曜改革で打ち切った人気長寿番組のコア視聴率は、低くても3.3%、高ければ5.2%という数字が取れていたそうなので、
恐らく日テレは「最低でもコア視聴率5%以上は取りたい」というのが本音だったと思われ、またネット記事によれば日テレの上層部は「コア視聴率で他局を圧倒せよ」とか社員に向かって言ってたそうです。
それでは結果、この土曜夜10時のドラマ枠がいったいどうなったのかというとご覧のとおりで、
2024年4月の夜10時のドラマ「街並み照らす奴ら」がコア視聴率0.8%を達成。
2024年7月の夜10時のドラマ「マル秘の密子さん」がコア視聴率0.9%を達成。
2024年10月の夜10時のドラマ「潜入兄妹 特殊詐欺特命捜査官」がコア視聴率1.0%を達成。
2025年1月の夜10時のドラマ「アンサンブル」がコア視聴率1.3%を達成。
・・・という感じで、もはやコア視聴率で他局を圧倒するどころか、むしろ日テレが他局に圧倒される結果だったわけですね。
ちなみにこれらのドラマ、全て日テレのオリジナルドラマです。
つまりまるまる一年にわたって、日テレは「土曜改革」ドラマで爆死状態だったわけですね。
その結果、日テレは最終的にどういう決断を下したのかというと、
日テレはせっかく新設した土曜夜10時のドラマ枠を、2025年3月をもって撤退することにした模様です。
こちら3月8日の日刊ゲンダイDIGITALの記事ですが、これによると日テレは2025年4月の改編にて、土曜日夜10時のドラマを撤退。
川口春奈でも低迷の深刻…日テレドラマ「土10」撤退→「水10」復活が象徴する制作陣の迷い
その代わり以前ドラマを放送していた水曜日夜10時のドラマ枠を復活させるとのこと。
これについて日テレは「3つのドラマの曜日を分散して、彩りを明確にするため」とかご立派な説明をされていらっしゃるようですが、
これらの数字を見ればお分かりのとおりで、シンプルにこの日テレ渾身の土曜改革でコア視聴率が完全に爆死したのが最大の理由でしょうね。
以上、週刊誌から「駄作」呼ばわりされた日テレドラマの顛末のご紹介でした。
それでは最後はいつも通り、パウラのハッピー謎益スマイルで締めくくりましょう!

