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結婚相談所の倒産が過去最多に。
2月6日、帝国データバンクが”「マッチングアプリ」台頭で苦戦 結婚相談所の倒産が増加、過去最多に”というネット記事を掲載。
帝国データバンクが掲載したネット記事によると、結婚相手を紹介する「結婚相談所」の倒産が相次いでいる模様。
これまでの倒産数は少ない年なら1件だけ、多い時でも9件と二けたを超えることは無かった模様だが、
なんと2023年の結婚相談所の倒産は11件。初の二ケタ超えを記録してしまった。
さらに倒産以外の「休廃業・解散」の件数も11件で、これも過去最高の数字とのこと。
2023年の結婚相談所の倒産・休廃業・解散は合計22件と過去最多の数字を記録してしまった。
どうして2023年、結婚相談所はこれだけ倒産しまくっているのだろうか?
理由として挙げられているのは、少子高齢化、晩婚化、多様なライフスタイル、そしてマッチングアプリの定着などが紹介されている。
明治安田生命が昨年10月に実施した調査では、1年以内に結婚した夫婦のうち4人に1人が「マッチングアプリ」を利用していたとのこと。
結婚相談所でもオンラインの面談を活用する、婚活パーティーなどリアルイベントを企画するなどを行っているものの、
イベントの告知などで多額の広告費が必要になったり、他社との差別化がしづらい、入会金や登録料などで価格競争が起きるなどしている模様で、
そうしたことが結婚相談所の倒産に繋がっていると、帝国データバンクの記事では指摘されている。
ネットでは「マッチングアプリが原因ではない」と指摘
【引用元】https://news.yahoo.co.jp/articles/6f6c1c14c63d929b2c142907cb8a0649da23da6f/comments
「独身研究家」コラムニストの荒川和久さんのコメントによると、
“マッチングアプリと結婚相談所とは競争すべき相手やライバルではなく、スポーツで言えば種目が違う”という感じで、遠回しに「マッチングアプリの定着が直接の原因じゃない」とのこと。
恋愛力があるか恋愛経験が豊富な人はマッチングアプリ、そうでない人は結婚相談所が向いているとのことです。
婚活においてマッチングアプリで結婚が増えてると言っても、そもそも婚姻数が激減している中での構成比が増えているだけで、
「合コンや友人の紹介や街でのナンパによって出会って結婚するタイプの人がマッチングアプリに流れてるだけ」という話をされています。
まぁつまり本当に結婚相談所が倒産しまくっている一番の要因は、婚活している人が激減しているのが最大の理由じゃないのかって話ですね。
単純に、結婚相談所としてニーズを満たしていない業者が倒産しているだけでは?
結婚相談所で結婚した人たちの反応を見ていくと、
“マッチングアプリから始めたけど半年続けても上手くいかなかったけど、試しに結婚相談所に入ってみたら、入会後すぐに旦那と出会い、5か月で成婚した。”
“知り合いにも結婚相談所で出会ってすぐ結婚した人がいます。冷やかしや怪しい人をシャットアウトできる安心感があったと言います。”
という声なんかも聴かれますね。
そうした人たちに共通している意見として、
「自分の場合は恋愛経験もそこまで豊富ではなく、客観的にアドバイスをくれる第三者がいる結婚相談所の方が進めやすかった」
とのことです。
こうした声を総合すると、
結局倒産したりしている結婚相談所の人たちは、単純に婚活仲人・婚活アドバイザーとしてお客さんのニーズを満たせない人たちがやってるからなんじゃないの?
という風に考えることもできます。
大手結婚相談所の開業応援で「普通の会社員が相談所のアドバイザーをしている」ケースも?
実は大手結婚相談所に「IBJ」ってあると思うのですが、ここは普通の会社員とか普通の主婦を相手に「起業・独立開業」の名目でフランチャイズの結婚相談所を次々と立ち上げさせてるようなんですよね。
つまり別にプロの婚活アドバイザーではないような人に対しても結婚相談所を作らせているわけです。
IBJが公開しているデータによると、会員数は8万人くらいで、2023年に成婚したのは13000人くらいなわけですが、
IBJに加盟している結婚相談所の数は4000社くらいあるということです。
いや4000社はちょっと多すぎるだろと思いましたね。
【引用元】https://www.ibjapan.com/kaisetu/
ここでは、
「転職を機に副業したい」「新規事業を検討中」「女性が輝ける仕事がしたい」「家庭(主婦業)と両立したい」「脱サラして会社設立を考えている」「婚活経験を活かしたい」など、独立開業・起業に興味を持つきっかけは人それぞれ。
https://www.ibjapan.com/kaisetu/
という感じで、普通の会社員や主婦に対して開業の支援をしている模様。
婚活市場のニーズの低下&お客のニーズを満たせないアドバイザーのダブルパンチ!?
先ほど紹介した通り、結婚相談所に対してお客さんたちが求めるのは「第三者としての適切なアドバイス」。
しかし過去にパウラが婚活の話題をメインで取り扱っていた時、DMだったか体験談募集フォームから頂いたかで、
真面目な結婚相談所もある一方で、ただ入会金とかを手に入れたらあとはマッチングさせたりアドバイスしたりする気もない業者の話とかも聞いたりしました。
つまり、結婚相談所がそもそも多すぎる上に、婚活離れが加速した結果、お客さんのニーズを満たせない人たちが店を閉めているだけなんじゃないかと思います。
もしもお客のニーズを満たせない業者が消えているのであれば、それはむしろ歓迎すべきことですね。
一番大事な「入会検討中の結婚相談所が優秀か否かの判断について」
ネットで婚活アドバイスを情報発信をしているひかりんさんによる「入会検討中の結婚相談所が優秀か否かの判断について」がこちらです。
入会検討中の結婚相談所が優秀か判断つかなかったら、入会1年以内の成婚率を聞くと良いですよ。ただし定義は 1年以内成婚率=分母のうちの成婚人数/1年以内入会人数 で計算している数値ではかってください。 この数値が実際の結婚相談所の実力です。
https://twitter.com/hikarin22/status/1755436866265133090