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テレビ朝日は4月から木村拓哉主演のドラマ「Believe-君にかける橋-」を放送するため鋭意制作を進めている最中。
しかしネット記事を介する形でテレビ朝日の制作現場の模様が紹介されて、現場はキムタクに振り回され辟易としているとかシラケているなどと書かれてしまっている。
この4月放送のテレビ朝日「Believe」は、キムタクを主演に「テレビ朝日開局65周年記念作品」の位置づけとして放送されるドラマ。
ネット記事が紹介する所によると、テレ朝は「開局65周年記念作品」と謳っている以上、失敗は絶対に許されないという意気込みで制作。
キムタクを主演にするというだけでなく、「テレ朝のドラマには欠かせないスターを集めている」とか「破格の制作費をかけてて通常より50%アップ」などなどの情報が出ており、
「手練れのスタッフが集まってて、テレ朝が総力を挙げてキムタクをバックアップしている状態」とのことだ。
しかしこれだけの意気込みを見せているテレビ朝日だが、既にボロが出ている状況。
先日既にパウラちゃんねるが取り上げている通り、まず一番最初のティザー動画が「雑コラ動画」レベルだったこと。
撮影技術はともかくとして、ドラマの仕上げに関わる編集技術には懸念があり、「テレ朝の総力を結集」しているわりにはショボかったというのが本音。
さらに2月29日に解禁された「Believe」の公式Xアカウントのフォロワー数は、約一か月経った3月25日の段階でいまだに7000フォロワー程度。
キムタク目当てのファンだけが注目している状況と言っていい。
そしてやはり一番の懸念は、それだけテレ朝が総力を挙げているのに「物語の土台の設定にボロが出た」という問題。
この「Believe」でキムタクが演じる役柄は、当初「橋づくりに情熱を燃やす“建築士”」だったが、情報解禁後にテレ朝は「橋づくりに情熱を燃やす“設計者”」に変更した。
これはネット民が「橋は『建築』の領域ではなく『土木』の領域で、建築士の仕事ではない」という反応が大量に寄せられたことが原因とされる。
こんな感じで表に出ている部分だけでも心配な点が多々ある状況だが、
ネット記事によると、肝心のドラマの制作現場とキムタクとの間も、既にギクシャクしているようで、ドラマスタッフがわざわざ週刊誌などに愚痴っている状況の模様。
キムタクに対して露骨に不満をこぼしているのが、日刊ゲンダイDIGITALで紹介されているドラマ制作関係者の声。
そのドラマ制作関係者は「まさに“オレ様、木村様”ですよ」とあからさまな愚痴をこぼしている。
このドラマ制作関係者によると、キムタクのせいで収録が間に合わず4月放送すらギリギリ。
本当なら4月の第1週に放送したかったのに、収録が追い付かずに第3週の放送と決まったが、
今も撮影スケジュールが二転三転して、4月中の放送どころか最悪の場合は5月放送になりかねない模様。
そもそも企画が二転三転したのも、キムタクが当初予定されていた「報道キャスターもの」のドラマの内容に乗り気じゃなかったせいで、企画替えが必要だったせいだとのこと。
さらにこのドラマ制作関係者によると、キムタクは脚本、美術、衣装、セットなどにも口を挟み、木村のGOサインが必要な状態だと制作現場の実態を話す。
それだけでもスケジュール調整が大変になるのに、さらにキムタクは「外ロケの希望が多く、高層ビルやダムなど映画さながらの場所で収録したがる」とのこと。
外ロケをするためには移動や撮影の許可取りで時間を取られるため、こうした演者に時間がないときはスタジオ収録が基本。
しかしキムタクに対しては「そんなことは言えません」とのことだ。
こんな感じでキムタクは「こだわり」でスタッフを振り回す一方で、気遣いを見せる一面もあるが、それが裏目に出て現場をしらけさせているという話もある。
日刊サイゾーの記事では、キムタクはテレ朝のドラマスタッフたちに、ケータリングとして牛丼を差し入れたり、Tシャツを作ったりして、
キムタクがスタッフを盛り上げようとしてると心温まる気遣いを紹介した。
しかしこれに対してテレ朝の制作現場のスタッフは「時期的にTシャツを着るのはまだ寒い」という感じで、Tシャツの差し入れが裏目に出てシラケてしまったとの話。
これらはあくまでもネット記事がそう書いているだけだが、
もしもここに書いてあることが事実なら、テレ朝のドラマ制作スタッフたちがキムタクに振り回される現場に、
せっかくのキムタクの差し入れや気遣いすら辟易とするレベルで不満が蓄積している模様がうかがえる。