6月8日(土)、ニコニコ動画が大規模なサイバー攻撃を受け、各種サービスが完全にダウンした。この影響により、人気コンテンツ「異種族レビュアーズ」を視聴できない状態が続いている。
ニコニコユーザーの間では、この事態に直面したニコニコを応援する声が殺到。
ニコニコ公式によると、サイバー攻撃は6月8日早朝に発生し、現在もサービスが復旧していない状態。6月10日18時までには、被害状況の把握とシステム再構築のための対応が進められているとのこと。
一部のユーザーからは「今さらニコニコを攻撃して何になるのか」という声も上がっているが、実際にはニコニコは今も月間1億9550万アクセスを誇る国内有数のネットサービス。
比較すると、pixivは3億3760万、Abemaは7950万、ジャンプ+本家は2930万のアクセスがあるとのこと。
さらに、ニコニコ動画のユーザー層はYouTubeよりも若く、特にTikTokからの流入が多いことが指摘されている。このため、今回のサイバー攻撃の影響は若年層に強く及んでいると考えられる。
ネット上の反応も様々で、「ニコニコがこれだけ多くのアクセスを集めていることに驚いた」との声や、「ニコニコは落ちぶれたと言われているが、国内ウェブアクセスランキングでは20位を維持している」との意見も見られた。
現在、ニコニコ動画の公式YouTubeチャンネル「ニコニコニュース」では、「サイバー攻撃からのニコニコ復旧を見守る生放送」が行われている。
この放送では、ニコニコ動画らしくコメントが動画上に流れる仕組みとなっており、YouTube上でニコニコ動画の雰囲気を楽しむことができる。
ニコニコ動画がこの危機を乗り越え、再び多くのユーザーに楽しいコンテンツを提供できるよう、今後の復旧活動に注目が集まっている。
頑張れ、ニコニコ動画!