まずはフジテレビ渾身の月9ドラマ「海のはじまり」が第3話まで放送されたので、
前半はいつものゴシップを、後半ではパウラがTverで海のはじまりの第2話と第3話を視聴したのでその感想をお話します。
本当は純粋にドラマの感想だけ喋りたいところですが、第2話は中身スカスカ、そして視聴率がガタ落ちした第3話はかなり酷い内容でしたね。
本題の前に最初に言っておきます。
フジテレビ、これは悪口ではない、愛の鞭だ、いいな?
それではまずゴシップから見ていきましょう!
今回の話題
フジテレビの夏の月9ドラマ「海のはじまり」が、第3話にして視聴率が急落してしまい、爆死路線への一歩を踏み出してしまった模様。
この「海のはじまり」は、Snow Manの目黒連を主演に、フジテレビが完全オリジナルストーリーとして制作した「親と子の愛の物語」。
サラリーマン「月岡夏」の役を演じる目黒連は、今カノ役である有村架純と同棲していたが、ある日電話がかかってきて大学時代に交際していた元カノの訃報を知る。
そして元カノのお葬式に参列すると、元カノには6歳の一人娘「海ちゃん」がいて、しかもその子は元カノが内緒で出産した目黒連の子供だった。
元カノは交際当時に目黒連の子供を妊娠したが、中絶をしたフリをしてなぜか出産を選択。
しかも妊娠している間に、目黒連を一方的に振って交際終了していたため、目黒連は自分の娘が生まれていたことをそれまでずっと知らなかったという状態。
第1話では目黒連の自宅に娘の海ちゃんが押しかけてくるところまでが描かれ、
第2話では目黒連が今カノ役の有村架純に娘がいたことを伝えつつ、海ちゃんと向き合うところまでの葛藤が描かれ、
第3話では目黒連が、娘の海ちゃんのパパになるかどうか、その葛藤が描かれた。
そして視聴率は第3話にして急降下。
「海のはじまり」の世帯視聴率は、第1話が8.0%だったが、第2話では8.1%、そして第3話にてなんと7.1%となった。
この世帯視聴率8%は、実はこの一年間の月9枠のなかでは良好な数字。
また、第2話にてほんの0.1%とはいえ微増したことから、ここから右肩上がりになればまるまる一年間続いた爆死状態から脱却できる可能性もあった。
しかし現実は第3話にて視聴率が7.1%と急落。爆死路線へと足を突っ込みかける事態に陥った。
またそもそも世帯視聴率8.0%は、この一年間の中ではいい数字ではあるものの、それ以前の月9ドラマは最低でも世帯視聴率10%以上を取るのが当たり前の枠。
つまり全話を通じて世帯視聴率ですら1ケタしかとれないという状態が異常事態といえる。
事実、ネット記事などが伝えるところによると、このまるまる一年にわたり月9が「世帯視聴率で一ケタ」という状態が続いたことで、
フジテレビでは「今回の海のはじまりで逆転できなければ月9ドラマが消滅する可能性すらある」とまで言われている。
「海のはじまり」第2話・第3話の感想
結論、第2話は中身スカスカ、第3話はわざわざ感動を胸糞に変える謎展開で苦笑いが止まりませんでしたね。
まず第2話の感想からですけど、みんなダラダラ喋ってるだけなので中身スカスカでした。
パウラはTverでこのドラマを視聴していましたが、正直倍速視聴しないと本当に見るのが疲れるレベルで話の展開もキャストのトークもちんたらしていました。
特に主演である目黒連さんがとにかく下向きながらボソボソ声でちんたら喋ってるので、正直倍速視聴でちょうどいいレベルのスピード感でした。
ドラマでは、今カノの有村架純も中絶の過去があったとか、他の脇役の過去のエピソードを持ち出すことで展開を複雑に見せかけていましたけど、
それによって特に中身が濃くなるわけではないので、ややこしいだけで中身はなかったです。
ストーリーの良し悪し以前の問題で、15分で片付く話を3倍に薄めてるのが最大の問題ですね。
で、問題は視聴率がた落ちの第3話なんですけど、
とにかく胸糞展開で今カノ役をしている有村架純さんが可哀想でした。
まず第3話ですが、基本的に登場人物全員が嫌味とか失言とかが多かったのが印象的でしたね。
特に今カノ役の有村架純さんはかなり可哀想な目に遭わされてました。
有村架純さんは自分も中絶の過去があって、突然現れた目黒連の娘である海ちゃんを自分の娘のように受け入れようとして、海ちゃんの事をお世話したりするんですが、
そのあと海ちゃんのおばあちゃんに詰られて絶句するというずいぶん酷い展開だなと思いましたね。
で、そんな風になじられても、有村架純さんは健気に海ちゃんと仲良くなろうと頑張るんですけど、この後にさらに酷い展開に。
パパ役である目黒連と娘の海ちゃん、そして有村架純の三人が、目黒連の自宅で楽しく過ごしているシーンになるのですが、
そしたら突然目黒連が海ちゃんに向かって――
「あのさ、何で元気なフリするの?泣いたりすればいいのに、元気ぶっても意味ないし」
「ママの代わりはいないだろうし、ママが死んだことから気をそらしたってしょうがないし」
「悲しいものは悲しいって吐き出さないと」
とか、パワハラワードを使いまくって娘を無理やり泣かせにかかりました。
これは、「海ちゃんはママが死んで本当は悲しいけど、無理して元気な振りしているから、自分の気持ちに素直になって泣いていい」という話ではあるんですけど、
これが例えば「俺もママが死んで悲しい、俺も泣きたいから海ちゃんも一緒に泣いてほしいな」とか、そういう共感を催す言い方なら分かるんですが、
いい年こいた大人が六歳の娘に向かって「あのさ、何で元気なフリするの?」はさすがに言い方がサイコパスだろと思いましたね。
そのあと海ちゃんがぽろぽろと涙をこぼすんですけど、これがお母さんを失った悲しみの涙なのか、突然の父親のパワハラに怖くて泣いちゃったのか、マジで一瞬分かんなかったです。
しかも問題はここからで、有村架純さんがこの目黒連と海ちゃん親子に無駄にのけ者にされて、可哀想通り越して胸糞展開に発展します。
というのも先ほどのパワハラタイムの際、有村架純は海ちゃんの事を必死にフォローして、涙をこぼし始めたらハンカチを差し出すという気遣い名人っぷりを発揮するんですけど、
なんと海ちゃんは、有村架純の差し出したハンカチをガン無視。
父親役の目黒連に泣きながら抱き着いて、ママの死を親子二人で悲しんで泣くという展開になるんですよね。
これがもし目黒連と海ちゃん二人だったらベタな感動シーンかもしれませんが、有村架純が無駄にのけ者にされたせいで、
「この構成おかしくない?なんで有村架純がのけ者みたいな構図になってんの?ずいぶん嫌味な図式だなぁ」って感じでした。
親子じゃなくて有村架純に感情移入しちゃう構成なので、わざわざ感動の展開を胸糞展開に変えるという意味不明な作りでした。
第2話の話はほぼ端折りましたけど、第2話でも第3話でも基本的に有村架純は可愛そうな目に遭ってるし、第4話の予告でも有村架純が号泣してたので、
「このドラマはもしかして、親子の愛じゃなくて有村架純がサイコパスな家族にかかわったせいで不幸のどん底に叩き落とされるサイコホラードラマなのでは?」と勘繰ってしまいました。
しかも前提として、第3話は全体的にどいつもこいつも嫌味や失言ばっかりだし、画面も雰囲気も全体的に暗いので、
そりゃあ純粋な親子愛の話を期待していた視聴者は離れるだろうなぁーって感じです。
ただ、ダメ出しばっかりしていても仕方がないので、フジテレビ様のためにいいところも2つだけ紹介しておきます!
このドラマのいいところその1!娘役である海ちゃんは可愛い!
さっきは胸糞展開とは言いましたけど、泣いている海ちゃんそのものは可愛かったです!
海ちゃんは眼がクリクリしているのでチワワ的な可愛さがあって、目で語る演技が抜群でした。
そしてこのドラマのいいところその2!鎌倉銘菓の鳩サブレーがおいしそうだった!
鳩サブレーをよく知らない人のために説明すると、この鳩サブレーとは神奈川県鎌倉市の豊島屋が製造している鳩の形をしたビスケットタイプのお菓子の事です。
サクサクとした食感とバターの風味が特徴で、一度食べるとそのおいしさに病みつきになりますね!
この鎌倉銘菓である鳩サブレーが第2話で出てくるんですけど、そのおかげで鳩サブレーがバカ売れしたそうです。
ということで鳩サブレーのアマゾンのアフィリリンクをこの動画の概要欄に貼っておきます。
アフィリを踏んだ後に何か買ってくれるとパウラのお小遣いになるので、どうぞよろしくお願いします!
ということでお兄様、お姉様、フジテレビ様、
パウラは海ちゃんが鳩サブレーをおいしそうに食べているCMが見たいので、海ちゃんと鳩サブレーのために「海のはじまり」を応援しましょう!