「なぜテレビスタッフは横柄なのか」を解説するテレビマンの話の内容が、まさに令和の王様テレビ様らしい王様意識丸出しな内容でとても味わい深かったので見ていきましょう!
ということでお兄様とお姉様ならご存じのとおり、ここ数年、テレビ局の撮影によって大迷惑をくらった一般市民によるネットでの告発により、
それが大拡散されてテレビ業界全体がネットで炎上するという事件が多発しています。
今年で言えば最も話題になったのは、フジテレビ「逃走中」の撮影クルーたちによる「公道無許可撮影強行事件」で、
この時フジテレビの撮影クルーたちは公道で無許可撮影に及んだ挙句、それを指摘する近隣住民の声を無視して撮影を強行し、その挙句「一般の方々と我々は違うんです」という名言を生み出しました。
また最近でもパウラちゃんねるでも取り上げたとおり、同じくフジテレビの「ミステリと言う勿れ」に対しても告発ポストがされて、
「フジの撮影スタッフたちが、撮影のために公園で遊んでいた子供を強引に移動させて泣かせた」って感じの告発がされ、
このエピソードは真偽不明にもかかわらず、「俺も私もテレビには同じような目に遭わされた」という声が大量にポストされ、テレビ業界まるごと燃える事案になりました。
さきほど紹介した逃走中の事件の時も、ヤフコメでテレビスタッフたちの迷惑行為が次々と暴露されまくりましたからね。
つまりそれだけテレビ界隈は、撮影のために無関係な市民に横柄な態度を取りまくって炎上レベルの迷惑を長年かけまくり続けた過去があるわけですが、
この「テレビスタッフが一般人に横柄な態度になる理由」について、とうとうテレビマンが解説しました!
それがビジネスジャーナルのネット記事「フジ人気ドラマも…テレビ局、ロケで一般人に怒鳴り「通るな」「移動しろ」」というものですが、
この記事ではいま紹介した「逃走中」や「ミステリと言う勿れ」など過去のテレビスタッフたちの問題行為を取り上げつつ、
記事後半にてスタッフが横柄な態度になる理由」を語るテレビ制作プロデューサーが解説。
そのコメントが、まさにテレビ界隈の住民らしい特権意識丸出しの、パウラ的にはとっても味わい深いコメント内容だったわけですね。
お兄様、朗報です!
最近はユーチューバーが比較的お行儀良くなりすぎて、そっち方面のネタが不足していますが、
テレビ界隈様に限っては、どうやらパウラが動画のネタ不足で困ることはなさそうです!
今回はいつものようなパウラちゃんねるで用意した原稿を読み上げる形式ではなく、
このテレビ制作プロデューサーのコメントをそのまま引用しつつ、パウラが味わい深いと感じたポイントに対してツッコミじゃなくて感想を述べる形式で行こうと思います。
ということで「人止めや人よけをするテレビスタッフの態度はなぜ横柄なのか」の理由を語るテレビプロデューサーのコメントを見ていきましょう。
「人止めや人よけをするのはテレビ局の人間ではなく、局の下請けのテレビ制作会社のAD(アシスタントディレクター)など一番下っ端のスタッフなので、モノの言い方を知らないスタッフが失礼な言い方をしてしまうことはある。ADはプロデューサーやディレクターから『ちょっと人止めといて』と言われて、止められないで収録が始められなかったり撮り直しになると怒られるので、その焦りから一般人に対して強い態度になってしまうこともあるだろう。
https://biz-journal.jp/company/post_382563.html より引用
ということなのですが、いやー、さっそく味わい深いです。
「モノの言い方を知らない」とか言葉遣いについて語るこのプロデューサーが、仕事仲間であるはずのADに対して「一番下っ端」とか失礼な物言いをしているのが、
さすが他人のあら捜しは得意だけど自分の問題は把握できない王様らしさ全開でさっそく素晴らしいですね。
別にどの業界にだってテレビのADのようないわゆる「新人」とか「見習い」にあたる人はいるわけですが、
だからってそういう人たちが失礼なことをしてその業界丸ごと大炎上するなんてことはないはずなのに、そうしたことが分かっていらっしゃらないのが素晴らしいです。
他業種の皆さんは普通無関係な人たちに対して迷惑が掛からないように、きちんと社員やスタッフに対して教育や指導をしているから、問題が起きた時に業界丸ごと炎上なんてことはないのに、
テレビ業界だけ無関係な人たちに一方的に迷惑かけまくっているから、何か問題が起きるとそのテレビ局だけじゃなくてテレビ局全体が炎上するんですけとね。
あと細かいポイントですが、この話は前後の文脈から考えて公道などでの撮影での話なので、
無関係な人に対しては「近隣住民」とか「歩行者」とか「市民」とかいろいろな言い方があるのに、
その中であえて「一般人」という表現をチョイスするあたり、テレビ界隈様らしい物言いで最高に芸術点が高いと思いました!
それでは続きを見ていきましょう。
ここ数年は世間がテレビに抱くイメージが悪くなっているので、公道で撮影している際に『申し訳ございませんが、こっちのほうをお通りいただけますでしょうか』とお願いすると、舌打ちされたり、『マスゴミ』と言われるというのは日常茶飯事。食べ歩き番組で飲食店の店内で撮影する際にも、他のお客さんに『すみませんが、顔が映ってもよいでしょうか』と確認して、嫌だと言われて『あちらの席を移っていただくことは可能でしょうか』とお願いすると、『なんで私たちが移動しなければならないのか』という態度をあからさまに示されるが、向こうにしてみればテレビ収録のために行動の制限を受けたり指図される理由はないので、当たり前といえば当たり前でしょう。ロケをやっていると、いかにテレビが世間から嫌われてるのかがわかるが、一般人から毎日そういう態度を示されていると、いちいち下手に出てお願いするのがバカらしいと感じて気を遣うのをやめて横柄な態度になるスタッフもいるだろう。
https://biz-journal.jp/company/post_382563.html より引用
ということですが、「ここ数年は世間がテレビに抱くイメージが悪くなっている」というのが、
「業界全体の日頃の行いが炎上バカッターレベルで悪いから」という前置きをつけないのが、令和の王様なテレビ様らしいコメントで最高だと思います。
日頃から行儀よく人に迷惑をかけないという小学生でも分かることが業界全体でできていないから嫌われているだけなんですけどね。
ただでさえお客さんからしてみたら、無関係なロケに巻き込まれた時点で迷惑なのも分かっていないのが味わい深いです。
そもそもテレビが嫌われているのはテレビだからじゃなくてテレビ業界がここまで嫌われるまで長年迷惑行為をし続けたからなのに、
それが今になって跳ね返ってきているなかでも、「いちいち下手に出てお願いするのがバカらしいと感じて気を遣うのをやめて横柄な態度になるスタッフもいる」とか言えるのが最高に王様です!
ちなみにこれは下々の一般人の考えですが、
もし仮に無関係な人に対して迷惑をかけるのがやむをえない場合、迷惑をかける代わりに見返りを提案して相手に納得してもらうという考えがあったりします。
たとえば飲食店でのテレビロケでお客さんに迷惑かけちゃうなら「ご迷惑をかける代わりに飲み物やデザートをご馳走します」とか言って納得してもらうという手段もあるわけです。
ですがこれは下々の一般人の交渉テクニックなので、
「俺たちは絶対に損はしたくない、でも迷惑かけてでも自分たちの都合はゴリ押しする」という王様なテレビ様がやる手段ではないわけですね。
自分たちが損するのは絶対にイヤなくせして、自分たちの都合は無関係な人にゴリ押しして迷惑かけまくるから嫌われるのに、
それでも行儀よく他人に迷惑をかけることすらやめようとしないのは筋金入りの王様だと思います。
それでは最後の解説を紹介しますが、最後は「かつてと比べると、テレビ制作側の姿勢はかなり低くなった」というお話ですね。
「20年くらい前は公道などで、まるで自分が警察官かのように『撮影中なので10分だけ通らないでください』などと言っていましたが、当時は一般人が文句を言おうと思ったらテレビ局に電話するくらいしか手段がなかったので、言われたほうは不満ながらも『仕方ないな』と諦めてくれていた。今はすぐにSNSで投稿されてネットニュースにでもなれば批判にさらされてしまう。なので、制作会社はテレビ局から『絶対に一般人とトラブルを起こすな』と厳しく言われて、かなり気を遣うようにはなっているし、極力、通行止めをしないように努めるようになってはいる。とはいえ、実際に人止めする制作会社の若いスタッフは低賃金で長時間働かされて疲労していることもあり、また人を止められないとディレクターなどに怒られるので、どうしても態度が悪くなってしまうことはあるだろう」
https://biz-journal.jp/company/post_382563.html より引用
ということで、これでテレビマンが語る「テレビスタッフが横柄になる理由」の紹介はおしまいですが、
いやー、テレビスタッフが横柄な理由が良く分かりましたね。
このテレビプロデューサーのコメントは「人様に迷惑をかけるな」という当たり前のことがテレビ業界全体で全く分かっていないことが良く分かるお話で、とても素晴らしいと感激しました!
このテレビプロデューサーは「20年前は公道でテレビが一般人を通行止めしても、一般人は文句を言いようがなかったから諦めてくれてた」とかしれっと語ってますけど、
こうした言葉一つをとっても、人様に迷惑をかけていることに対して心苦しさをまったく感じることすらない、王様らしさ全開のコメントだと思います!
しかも最近のテレビが以前に比べて低姿勢を一般人に対して取るようになったのが、
「迷惑をかけるのは良くないことだから、トラブルになるような事はしちゃダメ」とは考えず「ネットで晒されて炎上するから低姿勢になりました」というのが、
ことの問題を全く理解していない王様らしさがとてもよく表現されてて素晴らしいですね!
こうしたテレビ制作プロデューサーの王様意識がいつまでも残っている限り、テレビ業界の令和の王様ポジションが揺らぐことはないというのが良く分かる解説で、
令和の王様であるテレビ様のことが大好きなパウラ、心がポップUPして頭がイップス、胸がぽかぽかしてお腹がまんぷく昼太郎になりました!
ということで、「テレビスタッフが横柄な理由」は「テレビ業界全体が日頃の行いが悪いのに、それをいつまで経っても反省できない王様意識があるから」というのが分かったところで、
最後はいつも通り、パウラのハッピー謎液スマイルで締めくくりましょう!
テレビ界隈様、これからもネタ提供よろしくお願いします!